座右の銘は「中庸」

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ヒトラーの予言

現代世界を考察する上で興味深いので、ヒトラーの予言を引用してみた。

 

1989年以後、人間はごく少数の支配者たちと、非常に多数の被支配者とにますます分かれていく。

一方はすべてを操り、従える者。

他方は知らず知らずのうちに全てを操られ、従わされる者たち。

たとえ表面はデモクラシーや社会主義の世であろうとも、実質はナチズムが支配していよう。

デモクラシーの国も社会主義の国も、われわれナチスの兵器を競って使い、殺し合い、社会は私の望むとおり、強く支配するものと支配される多数者に分かれていよう。

それは天変地異の期間でもある。人間は大自然から手酷く復讐される。気候も2つに分かれ、激しい熱と激しい冷気、火と水、大洪水と大干ばつが代わる代わる地球を襲うだろう。

しかし諸君、さらに重大なのは、私が今、これを話している100年後のことだ。それを告げるためにこそ、私は今日を選んで諸君を招いたのだ。

今日から100年後といえば、すなわち2039年1月25日だ。

そのとき人類は―少なくとも、いま言っているような意味での人類は、2039年1月、地球からいなくなっているのだ。それは諸君、何かの異変か大戦か災害のために、2039年、人類が残らず滅びるという意味ではない。

なぜなら、人類は2039年1月、人類以外のものに「進化」するか、そうでなければ「退化」してしまっているからだ。

人類の一部はそのとき、人類から、より高度なものに進化して、神に近い生物になっている。人類から神のほうへ進化するのだから、それは『神人(ゴッドメンシュ)』と呼んでかまわない。

残りの大部分は、これも進化なのか退化というべきか分からないが、一種の機械になっている。ただ操られて働いたり楽しんだりするだけの、完全に受動的な、機械的な反応しか示さない『ロボット人間』になっているのだ。

それまでの気候異変と環境異変、政治と娯楽と食物、それから起こる突然変異が、そのようなロボットのような人間を大量に生み出す。

戦争も気候も経済も、神人たちによって制御されてしまうので、ロボット人間たちは神人たちの認める限度で、多くのものを与えられる。

食物と住居も、職業も娯楽も恋愛も教育も、時には思想さえも与えられる。

ただロボット人間たちは、与えられ、操られていることを意識できないようになる。自分たちの意識では、何もかも自分で選択して勝手に生きているのだと思う。

しかし、じつは神人たちがすべてを見通して、管理工場の『家畜』のように彼らを育て飼うことになるのだ。

こうして人類は、完全に2つに分かれる。

天と地のように、2つに分かれた進化の方向を、それぞれ進み始める。

一方は限りなく神に近いものへ、他方は限りなく機械的生物に近いものへ。これが2039年の人類だ。

この先もずっと人類はこの状況を続ける。そしておそらく2089年から2999年にかけて、完全な神々と完全な機械的生物だけの世界が出来上がる。地上には機械的生物の群れが住み、神々がそれを宇宙から支配するようになるのだ。